概要
このツアーでは『山々が最も美しく輝く瞬間』を『最高の一枚』に収めるためのフォトツアーを提案します。
フォトマスター検定を持つガイドが、写真の原理やカメラの設定から山岳写真のコツまで、一緒に楽しんで撮影しながら丁寧に伝えていきます。
またプロの山岳ガイドとして、四季折々で最も旬なフィールドにお連れすることもお約束させていただきます。
今までなんとなく撮っていた一枚を、自分の思い描く創作物として形にしていく、一緒に楽しみながら『写真』を勉強してみませんか?
特徴
・早朝や夜間に撮影を行い、昼間は山小屋でのんびりといった普通の動きとは異なる体験ができます。
・カメラ機材の選び方から、露出の追い込み方までご説明致します。
・雲海やモルゲンロートなど自然現象を追いかけるため、気象条件に大きく左右される場合があります。
・ご希望に応じて、登る時間よりもフィールドでのカメラワーク時間をしっかり確保する行程も組むことができます。
モデルコース
『ライチョウと百名山が輝く双六岳フォトトレッキング』
北アルプス黒部原流域、その入り口となる双六岳は穏やかな山容に豊かな植生が特徴で、ライチョウなどの個体も多く確認されているエリア。
また北アルプスの交差点とも言える場所柄、周りをぐるりと百名山に囲まれており、最高のフォトスポットとして知られています。
登山道も登りやすく、のんびり山小屋に宿泊しながら、写真旅を楽しめる一押しのコースです。

氷河時代の生き残り「ライチョウ」と、大きく羽を広げたような鷲羽岳をバックにした一枚。雷鳥を追いかけて、個体数が多いこの地域で、よく出現する時間帯などを狙う!などできるのも、こういったツアーならではですね!

槍ヶ岳の岩肌を、秋の傾いた日差しが見事なまでに映し出した一枚です。
夕食は持参した行動食で簡単に済ませて、最高のアーベントロートの時間帯に合わせて行動し、山頂で素晴らしい瞬間に出会えました。
『冬の遠見尾根にテント泊に挑戦、後立山モルゲンロートツアー!』
後立山の冬山といえば、八方尾根から目指す唐松岳はあまりにも有名。
今回のコースはその南隣に位置する五竜スキー場からアクセスする、遠見尾根で目指す「小遠見山」です。
鹿島槍と五竜が覆い被さるように目の前に美しく広がるのが、この場所。
冬でも充分日帰りで行ける山ですが、テント泊をすることで最高のモルゲンロートを狙おうという野心的なツアーとなります。もちろん日帰りでもご案内も可能です!

雪山の入門でもある小遠見山の山頂にテント泊して、狙った一枚です。
北アルプスの長野県側は東面、アルプスが朝の光を受けることをイメージして、追い求めたロケーションで忘れ難い朝を迎えられました。

遠見尾根をどんどん進んでいくと、いつの間にか双耳峰が姿を表します。
ヒマラヤ襞を纏い、お互いをより高く引き立て合うような姿は、誰もが夢中でカメラを向けるような魅力があります。
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